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2006.07.18

NHKテレビ/土曜フォーラム

0606NHKテレビ/土曜フォーラム
「どう防ぐこどもの肥満」

 少子化の問題が騒がれていたが、少子化は私の提唱する「新社会システム」では問題にならない。それよりも深刻なことは「肥満」である。特に子供の肥満だ。肥満が増えることは医療費の増大であり、労働力の低下にもつながる。これは大きな社会問題だ。そして肥満が多いのは豊かな国である。特にアメリカでありそれにつぐ日本だ。アメリカでは国の問題として真剣に取り組み始めたが、日本ではまだ国会でも取り上げられていないようだ。少子化は単に労働力や保険料負担の低下ですむが、肥満の問題はこれにもまして大幅な医療費の増大につながるからだ。

*肥満の原因

 肥満の原因は端的に言って「食の乱れ」であろう。日本古来の食文化が特に若い世代において受け継がれていないことが最大の原因だ。最近「食育」が話題になっているが、教育と同じくらいに食育が大事だろう。また中国には「医食同源」と言う言葉もある。

 肥満の原因が「食の乱れ」だと解った。それじゃその実態はどうだろうか。

1)冷蔵庫の中に食べ物がたくさんある
2)3食、規則正しく食べない
3)糖分の多い飲料水をよく飲む
4)良く噛んで食べない
と、こんな感じではないだろうか。


*肥満の対策

 肥満の原因が解ればその対策は簡単だろう。原因とは反対のことをすればいいはずだ。

 この対策として3つのアプローチを提案する。

 1)家庭環境
 2)社会環境
 3)学校給食

1)家庭環境

*母親の行動が大切
*冷蔵庫にインスタント食品などをたくさん入れない
*親子で一緒に食事(食育)をする
*糖分の多い飲料水を飲まない
*間食をしない
*大飯を食わない
 母親がデブであれば、その子どものうちの一人は必ずといっていいほどデブだそうだ。子どもは特に母親の行動を観察してそれをまねする。子どもの肥満をなくすためには、まず母親が肥満にならないように生活習慣を改めなければなるまい。これは実現可能と思う。

 冷蔵庫に食物をたくさん詰め込めば、効率も悪くなる。母親が共働きで帰宅するのが遅くなり、つい冷蔵庫に子どものためだと思い食料品を詰め込んでしまう。子どもは腹が減れば冷蔵庫をあけ満腹になるまで食べる。育ち盛りであれば腹八分とはいかないだろう。良かれとしたことがアダになり結局は子どもの肥満を助長してしまう。

 家族そろって食事をしない家庭が増えているようだ。理想的にはそこにおじいちゃんやおばあちゃんがいることが望ましいが、現代社会ではそうもいかないであろう。だからせめて親子が一緒に食事をしてほしい。食事をしながら何でも話し合う、学校での出来事や会社での出来事、テレビを見たことや本を読んで自分がどう思ったのか話してほしい。何でもないようなコミニュケーションが実は大事なことだと思う。今親子の絆がなくなり親が子どもを殺したり、逆に子どもが親を殺すという痛ましい事件が後を絶たないが、実に残念なことだ。企業においても、儲け主義一点張りではなく、大事な従業員のことも思いやることが必要ではないだろうか。

 2)社会環境

*糖分の多い飲料水を造らない売らない(これが課題)
*自動販売機を設置しない(これも課題が多い)
*親子で一緒に食事をする環境を作る

 資本主義の世の中では「糖分の多い飲料水を造らない売らない」と言うことは不可能に近いのではないだろうか。もし規制をしようものなら企業から総スカンを食らうに決まっているだろう。そこで、株式会社ではなくNPOであればどうだろうか。利益を得ることが目的でないぶん、ユトリができるに違いない。そして一つの業種は一つのNPOとすれば、ムダな価格競争をする必要もなくなる。しかも労働者に均等に負荷を与えれば、特定の業種の特定の人が重い荷を背負うこともない。ムダな競争をし格差社会を作るよりもよっぽろましではないのか。

 「自動販売機を設置しない」これも上と同じ理由である。

 「親子で一緒に食事をする環境を作る」これは家庭だけの努力では実現できないだろう。企業や政治の力が必要だ。企業に勤めるサラリーマンのうち、中小企業で働くサラリーマンは全体のどれだけだろうか。

 3)学校給食
 今の社会環境では難しいので、結局は学校で教えることが必要な気がする。「食」と「医療」とは密接な関係があるが、これを端的にあらわしたものが「医食同源」だ。「食べることは医療と同じだ」の意味である。食べることで病気にならない体を作る、たとえ病気になっても食べることで病気を治す、徹底した予防医学である。中国の5千年の歴史は、アメリカのわずか5百年の文化に比べてはるかに優秀なものだ。日本人はどちらの文化を選ぶかは明白であろう。それなの日本人は戦後アメリカの文化を選択した、ここに間違いが表面化してきたわけだ。この「医食同源」を学校給食でミッチリ教えてほしい。

 現在、食育という言葉を耳にするが、私は「食農育」と「農」を加えて欲しいと思う。ただ食べるだけではなく、食物を提供する側からのアプローチをして欲しいのだ。現代っ子たちは食べ物はスーパーに行けば何でも手に入ると誤解しているだろうが、とんでもないことだ。「農」は人間が生きていくための最大の手段である。「農」をおろそかにすることは「生」をおろそかにすることだ。人間はボケッとして生きてはいけない。一生懸命に生きるように、一生懸命に「農」を体験して欲しい。食物を育てることは、子供を育てることにつながる、野菜に愛情を注げば、野菜たちはその愛情に答えてくれるはずだ。このことを両親が身をもって体の一部として体得させて欲しい。この体験は子供たちにとって一生の宝物になるだろう。

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コメント

初めまして

どえらえもん、といいます。

ココログの検索でこちらにたどりつきました。

毎日毎晩いろんなBlogサイトを拝見させていただいてますが

どれも私の知らない世界ばかりで、

いかに自分が世の中を知らないかを

痛感させられます。

こちらのサイトもとても興味深いです。

いつも、でたらめな妖怪人間を相手にしている自分とは大違いです。

どうもお邪魔しました (^^)

投稿: どえらえもん | 2006.07.18 22:40

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