追加訂正しています。
0 まえがき
1 アルビン・トフラーと「第3の波」
2 情報化(IT)社会とは金の価値がない社会
3 情報化(IT)社会とはボランティア社会
4 情報化(IT)社会のためのインフラとは
資本主義・自由経済社会の崩壊
新しい社会システムの構築
9あとがき
0 まえがき
現代社会が「情報化=IT」社会に向かっていることを否定できる人がいるだろうか?
私はいないと思う。大方の人もそうであろう。それでは「新しい情報化社会には新しい社会システム」が必要だ、これが私の持論だ。どうせ新しい社会システムを創るのであれば、その目的を「美しい地球と安心の暮らし」にしよう、これが私が考える「新社会システム」だ。これに反対する人は数多くはいないだろう。
それじゃどうすればいいのか?
まず、現行システムの分析をやらなければならない。これがシステム設計の常識だ。これは宇宙から地球を見つめ、頭の中を真っ白にし、既成概念を取り除かなければいけない。その分析の結果が「間違いだらけの世の中」だ。そして、その分析の結果に基づいて設計された青写真が「日本列島大改造論」だ。これは情報化社会を抜きにしては考えられない。
それでは情報化社会とはどういうことか、一緒に考えていこう。
1 アルビン・トフラーと「第3の波」
2 情報化(IT)社会とは金の価値がない社会
情報化(IT)社会とは何だろうか? この問いに答えられる人は、おそらく世界中探してもいないだろう。なぜなら我々人類はいまだかつて情報化(IT)社会を経験していないからだ。それでもあえて答えるとすると、それは金の価値がない(無視できる)社会だと思う。では、何が大事か、それは「情報」の価値が最大限尊重される社会である。すべての(一部の特定情報を除く)「情報」は、無料で新高速ネットワークシステム(=今のインターネットに変わるもの)に公開される。著作権や特許権はあるものの、その「情報」はすべて無料である。ここが大切なところだ。これにより、すべての人々は「平等に公平に」すべての情報を使うことができる。情報化(IT)社会では、すべての人々があらゆるプロゼクトに参加できる。たとえば「新高速ネットワークシステム」のプロゼクトでは、まったくの素人であっても自分の意見を言い、研究成果を発表することができる。このことにより、ありとあらゆる人がプロゼクトに参加でき、ここに意義がある。パソコンを触ったことのないおばあちゃんの意見は、これからのパソコンを開発する上で大変貴重な手がかりになるはずだ。また、インターネットを使ったことのないおじいちゃんの意見は、これまた使いやすいネットワークシステムを開発する上で、意義深いものになるであろう。このように情報化(IT)社会では、金はあっても役に立たない。金がある必要がない社会だ。
情報化(IT)社会とは、「情報」そのものの価値(価値のない「情報」はないものと同じ)であって、金ではないし、その「情報」は無料でなければならない。また、誰か(ある権力者)が独り占めすべきものでもない。もしもこれが実現されれば今よりもず~と恐ろしい世の中になるだろうし、最悪の事態になりかねない。このことは今の北朝鮮や日本の戦時中を見れば如実にわかることだ。
私がニフティの会員になったのは、今から14年前で、当時インターネットはなくパソコン通信がようやく市民権を得て盛んになった時代だった。日本初の日の丸OSであるBTRON(ビー・トロン)を搭載したパソコンが、パーソナルメディアから発売され、私は飛びついた。そのBTRONパソコンのサポートが、ニフティのフォーラムで行われた。ま、否が応でも入らなければならなかった。ニフティのフォーラムは20の会議室があり、フォーラムのボス(シスオペ)とサブシスオペと各会議室のボスで運営されていた。もうひとつのフォーラムは、企業がフォーラムを借り受け運営していた。FPMC(パーソナルメディアフォーラム)は、パーソナルメディアが運営し、BTRONパソコンのサポートやTRON(トロン)プロゼクトなどの情報を提供していた。各会議室ではBTRONパソコンの利用情報が活発にやり取りされた。このようにパソコン通信時代のニフティ会員は大真面目で真剣だった。
一方、今のインターネットは無法地帯(何でもあり)である。だが私は、インターネットは無料の大学だと思う。その気になって勉強したければ、なんでも勉強できるのがインターネットである。その「情報」はほとんど無料で提供されている。例えば、減塩梅干の作り方であり、紙飛行機の作り方、はたまたエクセル(表計算ソフト)のマクロの解説、ホームページの作り方まで何でもある。若い母親たちが、掲示板で子育ての支援もしている。
このように、ネットワーク社会を見ていくと、これから始まろうとしている情報化(IT)社会がある程度見えてくるのではないだろうか。
3 情報化(IT)社会とはボランティア社会
「2 情報化(IT)社会とは金の価値がない社会」でも述べたように、インターネット上にはいろんな「情報」が無料で提供されている。そしてそのほとんどがボランティアである。私は情報化(IT)社会はボランティア社会だと思っている。私はこのサイトで「日本列島大改造論」を述べたいと思っている。日本国籍を持ち普通に働いている人であれば、「衣食住」は保障される。また「胎児から墓場まで」何の心配をすることなく生きていける社会にしたいと思っている。生命保険や損害保険(このような会社は存在しない)、医療保険や年金をかけなくとも国が国民の面倒を見てくれるのである。このような環境であれば、国民は進んでボランティアができる。
ボランティアは何も「情報」だけの分野ではない。お年寄りには元気なうちは公園の除草や掃除をしてもらいたいし、そのことがコミュニケーションの場であり、ウップンのはけ口にもなると思う。ボランティアとは、自らが自らの意思で働くことではないだろうか? だからボランティアは苦にならないのだ。仕事とは、明らかに目の上の人が部下に物事を言いつけることだろう。ここでは「管理」という機能が存在する。だから仕事は嫌なのだ。現代社会では食うために嫌だけれどもいやおうなしに仕事をしているのではなかろうか。
話がそれてきたかも知れないが、自分の好きなこと、自分の得意なことを人に教えることは楽しいことだろう。私は20数年間パソコンを使ってきた。それなりの経験や知識は持っていると信じている。だから退職して暇ができればシニアのかたがたにパソコンを教えたいと思っている。と言うより、私にできることはこれくらいしかないといったほうが正解かもしれない。
4 情報化(IT)社会のためのインフラとは
今の世の中は情報化(IT)社会ではない。情報化(IT)社会の門をくぐって何歩も進んでいない状況だろう。これから数世紀かけて住みよい情報化(IT)社会を育てていかなければならないと思う。それではまともで正しい情報化(IT)社会を創るためのインフラとはいったい何だろうか・・・・!?。
1 インターネットに変わるセキュリティ万全の「新超高速大容量通信網」の整備
2 誰でもが使いこなせるパソコンの開発
3 高機能でナビゲーション&携帯電話機能つき携帯情報端末(国民のすべてに無料配布)
4 はがきサイズのブラウザ(電子ブック・音楽プレイヤー・写真の表示等々)の開発
5 ディジタルテレビや携帯情報端末による「新超高速大容量通信網」のアクセス
6
7 情報リテラティの教育の徹底
8 ディジタルデバイドの解消
9
★LUNIXとは何だ
OS(オーエス=基本ソフト)のひとつに、LINUX(リナックス=通常カーネルをさす)がある。これはフィンランドのLinus Torbalds(りーなす・とーばるず)が大学時代につくり、無料でインターネットに公開した。その後アメリカ人の(Rechard Stallman)が、GNUといい組織をつっくた。これにはいくつかの約束事があり、プログラムはソースコード(人間にとってわかりやすい言語で書かれた元のプログラム)で無料で公開し、そのプログラムは誰でも利用でき改変することができる。その改変されたプログラムもまた、ソースコードで無料で公開することだそうだ。これにプログラマたちが感動し、大学の教授や学生、企業の研究者やアマチュアプログラマたちがLUNUXの開発に参加していった。その後いくつものサブプロゼクトができ、やがてOSとしてのLUNUXが姿を現してきた。LUNUXは今でも改良に改良が加えられ、新しいデバイス(周辺機器)にも対応できるようになって来た。日本でも有志の人々が日本語化に努力をされ、日本語でLUNUXを使うことができるようになった。その後オフィスソフトやグラフィックソフト、ユーテリティソフトやツールも充実してきた。フランスでは政府がこのLUNUXを推薦し、銀行のオンラインシステムにも採用されているとラジオのニュースで聞いたことがある。最近では日本政府もWinndowsのセキュリティのなさと維持管理費が高いことに嫌気がさし、官公庁や学校でLUNUXを使うように薦めているようだ。来年早々にも発売が噂されているマイクロソフトのVISTA(ビスタ=OS)だが、私はここらでWindows(ウインドウズ=基本ソフト(OS))とはおさらばしたいと考えている。そこでもう少しLUNUXについて書いてみよう。
前にも書いたように、LUNUXはOS(オーエス=基本ソフト)の1種である。普通LUNUXはWinndowsのように言われているが、本当の意味はカーネル(OSの基本的な部分)のみをさす。最近のWinndowsはますます肥大化し、処理速度もますます遅くなっている。これに反してCPU(シーピーユ=中央処理装置=パソコンの心臓部=人間の頭脳に相当する)の処理速度は飛躍的にスピードを速めている。いわばWinndowsの処理速度をCPUが補っているかのようだ。LINUXは沢山のサブプロゼクトにより開発が行われている。例えばカーネル・X-Winndo(エックスウインドウ=GUI(ジーユーアイ=グラフィカルユーザーインターフェス))・入出量装置(マウスやキーボード、サウンドや各種周辺装置)等々で、それらが各ブロックに構造化されている。う~ん、かなり専門的になってきたが、早い話、LUNUXは構造が単純で処理速度が速く、セキュリティーも万全、価格が安く(インターネットから落とせば無料)一昔前のパソコンでも軽く動く、と言う至れり尽くせりのOSと言うことになる。だから今話題になっているのだ。
一方欠点がないわけではない、なぜなら専門家が専門家のために作ったためだ。例えば実用アプリケーションソフト(はがき作成・ラベル印刷・ウエブ一括巡回ダウンロードソフト等々)、フォントがほんとに少ない、解説書が少ないなど。だがユーテリティソフトのたぐい(専門家が道具として使うソフト)はメチャ多いため、これらの欠点を補って有り余るものがある。
ところが厄介なことが1つある。それは種類(LUNUXのカーネルは1つ)が多いことだ。正確に言うとディストリビューション(カーネルやX-Windo、ユーテリティやツール、アプリケーション等を1つにまとめてパッケージにしたもの)が、日本語版だけでも10種類くらいはあるだろう。KNOPPIX・VINE・Lindows・Red-hat・ターボLinux・フリーダコア・debian・等々、この中でどれを選ぶかが難しい。その中で私が一押しなのがKNOPPIX(クノーピクス)だ。これはハードディスク(HDD=外部記憶装置のひとつ)にインストール(OSやアプリケーションソフト(目的プログラム)を記憶させること)する必要がないからだ。光学ドライブにCD-ROMまたはDVDを入れ、パソコンの電源を入れればKNOPPIXが起動する。ですから今現在インストールされているWindowsになんらかの悪影響を与えることがないまま使うことができる。また、本格的にKNOPPIXを使いたければWindowsとKNOPPIXをデュアルブート(2つのOSを選択起動)することもできる。ここまでくればあなたはもう立派なパソコン使いだ。う~ん、あなたもLINOXを使いたくなったのではないだろうか。
★LUNUXを始めてみませんか?
LUNUXは、Windowsが一応使えれば誰でも使うことができる。私が保証する。騙されたつもりで使ってみてくれ。一番簡単な方法を書くと、
1 書店に行きKNOPPIX(クノーピクス=LUNUXの1種)のCD-ROMまたはDVDのついた解説書(こちらの方がよい)または雑誌を購入
2 家に帰って、Winndowsを起動しドライブにCD-ROMまたはDVDを入れる
3 Windowsを再起動する
4 なにやらカラフルな文字列が現れ、[boot:]でカーソルが点滅すれば大成功だ
5 そのまま1~2分ほどするとWindowsに似たディスクトップの画面が現れる
6 あとは解説書を見ながら操作をしてほしい
7 3 で再びWindowsが起動したら、BIOS(バイオス=入出力の初期設定プログラム)でCD=ROMが最初に起動するように設定する(この方法はパソコンのマニアルに書いてある)
簡単ですが、7 の方法がわからない場合は、近くのパソコンショップに電話して聞こう。
☆書籍の紹介
KNOPPIX基礎からのかんたんLinuxブック
CD-RO&DVD付き
福田和宏:著
2006/2/28:発行
ソーティク社
ISBN4-88166-489-1
定価2,380円+税
*目次
Part1 Linuxとは
Part2 KNOPPIXでLinux体験
Part3 アプリケーションを使いこなす
Part4 Linuxの基本
Part5 Linuxのインストール
Part6 Linux活用術
Appendix
*インストール不要ですぐ使える
KNOPPIXでLinuxの基本操作からサーバ構築までマスターしよう
*あなたのパソコンでLinuxを今すぐ使ってみませんか?
OpenOfficeからSamba/Apache/SSHサーバーまで、この1冊でマスター!
*ブックレビュー
Windowsが使える人であれば、理解しやすいように書かれている。この本はお勧めだ。この1冊を丸々理解しょうとすれば、半年から1年はかかるだろう。その暁にはあなたはWindowsとおさらばできるかも知れない。私自身まだ全部試してはいない。
<以下、次回に続く>
最近のコメント